ごはんたべたい

餃子でもいい

沼落ち備忘録2

1からの続き

まだ沼落ちできない。

 

 

 

少し余談ですが、前回ミーマイを観た後の2010年ごろ、私はヅカ沼には落ちずに、絶対にハマらないと思っていた2.5次元沼にそれは見事に落ちます。

きかっけは好きな漫画作品のミュージカルを観たことですが、そのミュージカルを追うことはほどほどに、ある俳優さんに心を奪われ彼を追うことになります。

 

 

「観劇」がとても身近になる、という変化がありました。

 

 

2013年 永遠物語

ちょっと番外編。

これを宝塚にカウントして良いか分かりませんが、OG公演でありバウホールで上演されていたので書きます。

榛名由梨様の舞台生活50周年を記念したこの公演。最近はライブネクストがあったことはもちろん承知していますが、それでもバウホールでOG公演って珍しかった…のかな?男性キャストもいるし。

観劇が趣味の一つになった私は、関西の舞台(所謂小劇場)も見るようになっていました。観劇にハマったオタクの典型例の一つですね。

当時好きだった劇団の俳優さんがこの永遠物語に出演されるということでチケットを取り観劇することになりました。人生初バウホール、併設の小劇場があることを知ったのもこの時だったと思います。

 

悲しく切なく美しく、でも主人公は男気があるといえば聞こえはいいものの、酒飲みで喧嘩早く、魅力的なキャラクターではありませでした。

榛名由梨様は男性の俳優さんが舞台にいるのにも関わらず誰よりも「男性」で、役の姿が全然格好よくなくて、でもその熱演が本当に素晴らしく最後は普通に泣きました。

そんな中この作品を宝塚(で上演する作品)たらしめた…といえば良いのかな、花總まり様がこの世のものとは言えないほど美しく品そのもので、さすが宝塚…!と終演後大興奮していた記憶があります。当時舞台に復帰されて1~2年だったと思いますが、この後すぐに色んな作品で花總まり様の名前を見るようになり、勝手にそうだろうそうだろうとドヤっていましたが、現役時代を知る方からすると当然のことだったのですね。

いやぁ美しかった…

 

2013年版の感想などを見ると榛名様が現役だった頃を知る方もいて、当時も宝塚らしくないという声があったようですが、それでもこの作品をとても大切にされていて現役時代にも50周年という節目にもこの作品を再演したというのも分かる気がします。

当時無自覚だったとはいえ、今ではこの作品を観ていたことが自慢です。

 

当時の自分の感想を見たくてTwitter検索かけたのに「パンフが500円だった!」というアホみたいなことしか呟いてませんでした。

 

 

2014年 花組公演「ラスト・タイクーン —ハリウッドの帝王、不滅の愛—」「TAKARAZUKA∞夢眩」

3度目の観劇は蘭寿とむ様退団公演のラスト・タイクーン

当時とある声優さんが好きで、特に音楽活動を中心に追っていたのですが、気が付くと彼女が蘭寿とむの女になっていました。

詳細(※)は忘れましたが、その時の彼女のSNS蘭寿とむ様で埋まることが多く、蘭寿様をみたことがない私(逆転裁判で勇気を出していたら…!)も「蘭寿とむ様…素敵な方なんだろうな…一度観てみたい…」と見事に布教されたのでした。

※今検索してみたら普通にまとめられてました。笑う。

そんな折、蘭寿さんの退団が発表され、一緒にその女性声優さんを追っていた友人(ミーマイと同じ人)とせっかくだから観に行こうという話になり、大劇場に向かったのでした。

これまでは、恥ずかしながらトップスター様のお名前も知らない状態での観劇でしたが、今回の私は違う…!蘭寿とむ様を知っている…!なんとまゆさんという愛称まで知っている…!!!と高らかに勝利宣言をしての観劇でした。

 

ところがですね。

初観劇は当日抽選で当たった良席、ミーマイも梅芸の1階通路後ろぐらいだったのですが、この公演はケチってB席16列目(17列だったかも)を取ってしまったんですよね。

今なら後ろからでもジェンヌさんは分かるしオペラもあるし全体を楽しめるのでB席でも余裕なのですが、蘭寿さんしか知らないオペラもないのにB席後方を取るということをしてしまった結果誰が誰かよく分からないということになってしまうという…。

ショーで豪華な衣装を着た方が登場し、こんなキラキラの衣装なのだからトップスター蘭寿さんだ!!!!!と思ったらもっともっと凄い衣装の人が現れ、いや蘭寿さんこっちやん!!!!!!!みたいな観方をしていた記憶がめっちゃあります。混乱してたんでしょうね。最初の方はもちろん明日海さんです。

昨年のCHで初観劇をした方がTwitter等で感想を書かれていて楽しく拝見したのですが、同じような感想を持たれた方をたくさんお見掛けして「めっちゃわかる…」と先輩面しておりました。

 

そして、ラスト・タイクーンで私が(見えないながらも)「あの人格好良かった…」と1幕後にすぐにパンフで調べたのが、何を隠そう望海風斗様だったのです。

DV男の役で役も人気だったのかな?でもその時の私はキャラクターより望海さんの声に格好良い…!!となったのでした。(パンフの姿も素敵でした)

なのでここで沼落ちはしないけれど「望海風斗」というお名前は私の脳裏に刻まれることになります。

あと、100周年の何か(全く思い出せない…)を見たときに「スターだ!!!スターがいる!!!輝いてる!!!!」と思ったのが明日海りお様で、明日海さんも一緒に刻まれました。

 

続く